実行中の子供たち

母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会は、国内外の複数言語環境にある幼児・児童・生徒・およびその他の学習者が読み書きも含むマルチリンガル能力を身につけられる言語教育の方法、理論、研究方法を探ることを目的として、多様な領域の研究者、教育実践者が交流し、 情報交換や発信などの活動を行っています。

2021年度の研究大会は「ファミリー・ランゲージ・ポリシーと新時代におけるマルチリンガル教育」をテーマに掲げ、8月7日、8日にオンラインで開催します。ファミリー・ランゲージ・ポリシー(Family Language Policy、以下FLP)は、個人と社会的環境との接点となる集団の最小単位として「家族」に注目し、学校における学習言語及び地域・国家レベルの言語政策との関係性を深く考察し、理解することができるテーマです。

大会テーマの基調講演には、FLP研究を牽引してこられたKendall King博士をお迎えします。また、FLPに関連した国内外の実践研究報告からなるパネルセッションの他、会員による発表セッションと、ワークショップを行います。

会員による発表セッションには、口頭発表と、新しく募集したショートプレゼンテーションがあります。これは昨年までのポスター発表とデモンストレーションに替わるもので、参加者のやり取りを重視した形で、研究発表、実践報告、デモンストレーションなど、広く発表していただくことが目的です。

大会は2020年度に引き続きすべてオンラインで実施します。基調講演やパネルセッションは事前録画を用意することで、広い地域からご覧いただけます。みなさまの積極的なご参加をお待ちしています。

 

MHB学会 2021年度大会実行委員
taikai@mhb.jp

THE 2021 MHB ONLINE CONFERENCE 

THE 2021 MHB ONLINE CONFERENCE
Program 

【大会概要】
日時:2021年8月7日(土)、 8月8日(日)
方法:オンライン開催
テーマ:ファミリー・ランゲージ・ポリシーと新時代におけるマルチリンガル教育

目次 / INDEX
8月7日(土)
 

​総会

14:30

​開会

15:00

会員による発表セッションⅠ

15:10

|

15:40

ROOM A

《口頭/研究発表》

子どもの言語発達遅延を認識した親はどのような行動を取ったのか

重松 香奈

ROOM B

《口頭/研究発表》

東京在住韓国人ニューカマー家庭内での継承語使用

金 信栄

ROOM C

《口頭/研究発表》

日本の大学における継承中国語学習者のニーズ分析

李 光曦

15:40

|

16:10

ROOM A

《口頭/研究発表》

Family Language Policy and Goffman’s Footing

小幡 佳菜絵

ROOM B

《口頭/研究発表》

在日ロシア語話者のファミリー・ランゲージ・ポリシー

サヴィヌィフ・アンナ

ROOM C

《口頭/研究発表》

大学に在籍する中国ルーツの学生のアイデンティティと継承語学習

小川 典子

16:10

|

16:40

ROOM A

《口頭/研究発表》

家族はどのようにFamily Language Policy形成に関わり合うのか

松岡 里奈

ROOM B

《口頭/研究発表》

ドイツの小学校国語科教科書における継承語と社会の言語的多様性の描写

小西 優貴

ROOM C

《口頭/研究発表》

日本語と中国語のバイリンガルの子どもにおける語彙の発達

高 飛

 

18:00

|

19:00

大会企画パネル
国内外におけるFLP研究の実際(*録画再生)

パネリスト1「子どもによるFLP解釈と創造的言語使用 
―イギリスの継承日本語家庭における実践例―」

段上 千里(ヨーク・セント・ジョン大学)

パネリスト2「ダブル・マイノリティ・コンテクストにおける日本語の継承
―カタルーニャのケース―」

福田 牧子(バルセロナ自治大学)

パネリスト3「日本を文脈とした言語政策研究とFLP研究の可能性
―英語を家庭言語としない国際結婚家庭を中心に―」

本林 響子(お茶の水女子大学)

 

19:45

|

20:30

大会企画パネル質疑応答

総括

横井 幸子(大阪大学)

20:30

|

20:40

事務連絡
1日目閉会

8月8日(日)

08:40

|

09:50

基調講演

ファミリー・ランゲージ・ポリシー:「成長に伴う痛み」とポストコロナ時代における新しい方向性

ケンドール. A. キング博士(ミネソタ大学教授)

 

10:00

|

10:30

基調講演 質疑応答

会員による発表セッションⅡ

11:00

|

11:30

ROOM A

《口頭/研究発表》

ブラジルの日系日本語学校におけるコミュニティ・資源とつながる教育の可能性と意義

牧野圭二郎

ROOM B

《口頭/研究発表》

聴覚口話教育で育ったろう教師のアイデンティティとビリーフの変容

堤 彩奈

ROOM C

《口頭/研究発表》

中国の少数民族教育政策が在日中国朝鮮族の子どもの言語教育にもたらす影響

蔡 光華

11:30

|

12:00

ROOM A

《口頭/実践報告》

複言語で生きる自分を意識化する言語教育実践の試み

尾関 史

ROOM B

《口頭/研究発表》

家庭での継承語教育の実践と子どもの動機づけの変化に関する一考察 

米澤 千昌

ROOM C

《口頭/研究発表》

中国系移民の若者における言語管理

白 皓

12:00

|

12:30

ROOM A

《口頭/研究発表》

継承語に対する意識の変容過程

太田 真実

ROOM B

《口頭/研究発表》

CLD生徒の教育に対する高校教師のビリーフ変容

小島 祥美

ROOM C

《SP/研究発表》

日本の大学生の「日本人特権」に対する意識

宮崎 幸江

 

12:45

|

13:50

大会企画ワークショップ(*録画再生)

(1)「言語のデータに翻弄されないためのオープン・コーディング入門」

日高 友郎(福島県立医科大学)

14:00

|

15:30

大会企画ワークショップ

(1)「言語のデータに翻弄されないためのオープン・コーディング入門」

日高 友郎(福島県立医科大学)

(2)「LINEから始めるコロナ禍の教育デジタルツール選択と利用」

岡本 清美(大阪大学)

 

会員による発表セッションⅢ

16:00

|

16:30

ROOM A

《口頭/研究発表》

文化的言語的に多様な子どもの年齢に応じた<話す>力の特徴 

伊澤 明香

ROOM B

《SP/研究発表》

中国語の「動詞/名詞コロケーション」の産出に関する研究

王 丹叶

ROOM C

《SP/研究発表》

多声モデル生成法としての複線径路等至性アプローチ

丸山 千歌

16:30

|

17:00

ROOM A

《口頭/研究発表》

文化的言語的に多様な子どもの聴く力と重要語の理解度についての考察

小林 幸江

ROOM C

《SP/デモ》 

多言語デジタル教材としての創作絵本

滑川 恵理子

ROOM B

《SP/研究発表》

オンラインによる継承語教育の可能性

王 夢薇

17:00

|

17:30

ROOM A

《口頭/実践報告》

公立学校における母語教室活動を学校に「開く」取り組み

近藤 美佳

ROOM B

《SP/研究発表》

在日クルド人児童における二言語教育

中村 美奈海

ROOM C

《SP/デモ》 

親子で取り組む『わたし語ポートフォリオ』の提案

三輪 聖

 
 

17:30

|

17:40

参加アンケート記入
閉会